念仏講の鐘

本日、私の家の法事でした。

うちのあたりでは、まだ念仏講(観音経をあげるので観音講と言ってます。)が残っていて、毎月17日にお経を上げています。また、法事の前日の晩、講の皆さんにお経をあげてもらう慣習があります。

そのとき使う鐘の写真です。「武州豊島群俵久保村施主十四人」「宝暦丙子六年十月吉日」とあります。

この土支田の地域は、昔、俵久保と言っていました。年を見ると宝暦六年は、1756年になります。このころには、施主十四人とあるので、既に14軒の農家があったのかなと考えられます。

この念仏講の道具は、いつか次に念仏講をおこなう家があるまで、預かっていることになります。